2ヶ月前のことですが、長野県佐久市にある川村吾蔵記念館を訪ねました。
約70年前、大叔父犬飼恭平がニューヨークにて川村さんと親交があった時期、
進呈した絵が川村さんのご遺族から記念館に寄贈されたとの知らせを、佐久市の
知人より受け対面に出かけた次第です。
大叔父の絵のなかでは少し暗い感じの絵でしたが、しっかりとしたタッチで描かれていました。
川村吾蔵さんは、少し年配の方ならばマッカーサー元帥の胸像の作者として
ご存じの方もいらっしゃると思います。 展示してある作品はいずれも力強いものでした。
いつの日か二人の作品を一堂にして観てみたいものと願っております。
お出会いした長野の皆さん、お優しい方々でした。川村さんの穏やかさや、優しさに
大叔父もその昔ずいぶん心を癒されたのではないかと想像いたします。
朝ドラの『おひさま』で長野の遠景を見る度に、もう一度長野の空気に触れたいと
願う今日この頃です。