2009年11月

ホッキョクグマのピース

imghon3.jpg


久しぶりにとべ動物園のピースの姿をテレビで見ました。
とても穏やかな顔をしていました。

母親の育児放棄により、人間の手で育てられたピース。
もうすぐ無事に10才の誕生日を迎えるそうです。

無事にといっても育児記録を見ている私たちはただ
かわいい!のひと言につきますが、動物園の方達は
初めての経験に日々緊張の連続で、ご苦労は並大抵の
ことではなかったことでしよう。

10年を振り返ってお話になられた飼育係、高市さんの
お言葉が胸に沁みました。

本来野生の生き物ではあっても、人間の手がかかって
いるからにはその間を計りながらお世話をなさる必要が
あったとのこと。どんなことをすれば喜び、どんなことを
すれば本能に触れて怒らしてしまうか、寄り添いながら
見極められたようです。ピースを育てながらご自身が
教わることが多かったとも述べていらっしゃいました。

人間が立てた計画に沿ってではなく、あくまでピースの
声を聴きながら…  この言葉はアロマテラピーにも
繋がる大切な要素です。ひとりひとりは独自の存在であり
故に必要な処方箋を見いだす力が必要とはマルグリット・
モーリーさんのお教えです。遊香舎へアロマテラピーを
求めておいでになる方々の要望から私もお伝えすることを
考えさせていただいております。


幸せの香りの小瓶

いつも口元、鼻先を精油の香りで常時やさしくカバーする
透明マスクをご紹介しておりますが、この度必要な時に
嗅いでいただくためのペンダント式小瓶を‘コートフォッセ’
の横溝洋子さんと作りました。

トリートメントボトルを仕入れている会社から写真のような
小瓶を求めており、合わせて革紐(フランス製)、
チェーン、小物はお好みの物でコートフォッセの講習会で
オリジナルなものに仕上げていただけます。

img20091111.jpg
img20091111_1.jpg

風邪予防、ストレス解消用などに精油とアルコールを
少々入れ、必要な時にふたを開けていただければと
思います。もちろん香水でもかまいません。

img20091111_2.jpg
img20091111_3.jpg

作り置きの香りを嗅いでくれた友人が‘なんとしあわせ!!’
と発したことばから‘幸せの香りの小瓶’と名付けました。

img20091111_4.jpg
img20091111_5.jpg

お問い合わせは遊香舎かコートフォッセへどうぞ。
   http//www.just.st/748330

風邪予防

年齢の若い方の間でインフルエンザが流行っている
ようですね。罹ってしまったら病院へどうぞなのですが
アロマでの予防法を改めてお伝えしておきましよう。

精油は抗菌、坑ウィルス、免疫調整、粘液溶解などの
作用を持つ1,8シネオールとかαテルピネオールといった
成分を含むラベンサラ、ティートゥリー、ユーカリそして
ラベンダーなどを使います。

使い方
 うがい コップ一杯の水にティートゥリーを一滴垂らし
     よく混ぜてうがいをします。特にお休み前に
     しておくと、口の中の菌の繁殖を防いでくれます。
     この精油の臭いが嫌いな方は塩水でどうぞ。

 手洗い 無添加の手洗い石けん液の中にラベンダーを混ぜ
     ておきます。100ccに20滴。

 ルームスプレー
     消毒用アルコール50ccに精油を10~20滴
     入れ、よく振って溶かし、200ccの精製水で
     薄めます。上記の精油のいずれかとレモンを
     加えるとさわやかな香りになります。
     お部屋の換気も忘れずに。

 透明マスク
     化粧用コットンかティッシュにお好みの精油を1~2
     滴垂らし、胸ポケットかブラジャーの中に入れて
     おくと体温で温まった香りが口元や鼻先をやさしく
     カバーしてくれます。
     ハンカチに垂らしておいて時々クンクンするのも
     乗り物の中では有効です。

そしてもうひとつ大切なことは、腹八分目の食事、冷たい
飲み物、食べ物を控える、早寝早起き、ストレスをためない
生活で、免疫力を落とさない心がけだと思います。

活動報告 その3

8月に行いました井上康子先生のフェイシャルトリートメント
講座の様子をお知らせいたします。
img20091104.jpg

   
 まずお顔って何でしよう?というお話から始まり、顔や皮膚の
 構造、そして心にはたらきかけるフェイシャルトリートメントの
 方法へと授業が進みます。
img20091105.jpg
img20091104_2.jpg

 せっけんをしっかりと泡立て洗顔の準備です。メレンゲ状に
 泡立てている間に手もきれいになりますよ。ひとつひとつが
 小さく、まろやかで、きめこまかくやわらかな泡ができるまで
 頑張りましょう。そうしてできた泡はやさしく、しっかりとした
 洗浄力を持ち、汚れのみを確実に取り去り、洗顔後の
 つっぱり感がありません。週に2回ぐらいこの泡洗顔が
 お勧めです。
img20091104_3.jpg

 トリートメント後のハーブウォーターパックです。
 ここまでくると身も心も溶きほぐされ、完全に
 寝入ってしまいます。
img20091104_4.jpg

 11月28日(土)には体感コースを行います。
 8月に受講なさった方は傍らで施術を習います。
 体感コースをご希望の方は遊香舎までお問い合わせください。

活動報告 その2

春よりはぁもにぃ倉敷の講座へ参加してくださっている
中学生の娘さんとそのお母さんから感想文をいただき
ましたので、ご紹介いたします。

まず娘さんから
 私がこの講座に参加したのは、中学の卒論がきっかけ
でした。幼い頃から書道を習っていた私は、中学2年生の
総合学習で書道について調べていました。そこで墨の香り
にはボルネオールという成分が含まれていて、心を落ち
つかせる効果があることを知り、3年生のテーマを香り
療法とし、追求学習の一環としてこの教室に参加して
います。

教室の皆さんはとても明るく、フレンドリーで、先生は
一回の講座ごとのポイントをていねいに説明してくれます。

私がこの教室に参加して変わったのはアロマと触れ合う
機会が多くなったことです。洗顔後の化粧水がラベンダー
ウォーターに、市販のルームスプレーを使っていたのが、
好きな精油をブレンドして作ったマイルームスプレーにと、
身の回りの多くのものがアロマに関係するものになりました。

今では友達とルームスプレーを一緒に作るようになりました。
アロマの香りを嗅いだ時の気持ち良さをもっと多くの人に
伝えていきたいなと思っています。

そしてお母さんです
  私がアロマ健康法の講座を受講するきっかけは娘が
中学校の卒論のテーマにメディカルアロマを選んだことです。
ただ本を読むだけでは何も先に進まず、やはり実践しな
ければと思い、遊香舎のホームページからこの講座を
知ることができました。

施設の方と講師のご好意で親子で参加させていただいて
います。思春期の多感な時代の娘と同じ趣味を持って
時間を共有できることは大変楽しく貴重なものだと思い
幸せを感じております。

香りは毎日の生活ての中で欠かせない存在となり、今では
一緒にアロマショップで色々香りを試しています。
先日は私自身がリラックスできる香りを見つけることが
できて、毎日出勤時ティッシュに含ませお守りの様に
身につけています。

娘共々この講座と講師に出会えたことに感謝しております。
img20091102.jpg

中学生の受講生には嬉しい驚きでしたが、墨の香りからと
いう動機を伺った時、日頃受講生の若いお母さん方に
お伝えしていること~子供さんの五感を磨いておきましょう。
一緒に本物を見、聞き、味わい、触り、嗅いでおくことが
大切ということの裏付けをいただいたような気がしました。

彼女は今月修学旅行で上京する際、ナードのスクールを
訪ね、私の知り合いのトレーナーの方にご指導いただく
予定になっております。それを踏まえ、どんな卒論に
仕上げてくれるのでしようか。楽しみです。


記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

drecom_yu_kaya_yo_...

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ