2007年04月

花暦

img20070411.jpg

ある病院の桜

生け垣の赤目がしわの色との取り合わせが美しい


中庭のしだれ桜 見事に大きな木です
img20070411_1.jpg

鎖骨骨折日記 その5

とうとう骨の接続のために埋めてある釘が皮膚を
破ってしまいました。

定期受診後、処置室にてペンチの親方のように大きな
器具でバッチンと先端を切っていただきました。

何事にもあまり怖がらない私ですが、このペンチだけには
ちょっと内心のけぞりそうになりました。昔どこかで
見たような……そうそう童話で閻魔様が地獄に落ちた人の
歯を抜こうとする場面にあつたよねと思い出しつつ。

その後化膿止めに抗生物質の点滴を受けましたが、これが
敏感なお腹にたちまち響き下痢、嘔吐、頭痛に悩まされた
週末を迎えることとなりましたが、足もみ、整体の先生に
手当てしていただき、事なきを得ました。

昨夜は全身トリートメントをお二人の方にさせていただき
ましたが腕も肩も不自由なく動きました。完全復帰いたします。



花暦

img20070408.jpg


倉敷市玉島地区の桃畑が桃色一色に染まりました。

生産農家の方々は受粉作業に大忙しの毎日のようですが
おかげさまで2~3ヶ月後には今年もまたあの風味豊かな
果実を味わうことができます。
img20070408_1.jpg





映画「パフューム」

「パフューム」という映画を観ました。

アロマにかかわっている者として題名に惹かれては
いたのですが、副題の「ある人殺しの物語」の表現に
ためらっていた矢先、ある方に観ておくことを勧められ
出かけました。

人はかくも【香り】というものに恍惚になれるのか、
許されることではないけれども殺人をおかしてまでも
天使の香りの如き至高の香りを手にいれたがるのか。

第一のテーマはそれであっても、私には主人公の青年の
生い立ちと心の軌跡ももう一つのテーマに思え、少々
涙いたしました。
事の善悪を教えられ、人とうまく話し合える術を教わって
いれば殺める必要はなかったかもしれないしなどと。

全ての俳優さん達の抑制のきいた演技力も好印象、
ナレーションの方のトーンと監督自身の手になる音楽も
ベルリンフィルの重厚感のある演奏で心に沁みました。
実際の香りは漂ってはこないものの、この作品自体が
ひとつの【パヒューム】を感じさせてくれているようです。

香りの抽出法の冷浸法はとても珍しい場面でしたよ。
香りと心の関係をもっと考えてみたいと想います。

まだの方、是非ご覧になってくださいませ。
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

drecom_yu_kaya_yo_...

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ