2006年11月

ミニミニ講座inFMくらしき

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11月27日、FMくらしきの番組「ライフナビゲーション」
にてアロマセラピーのお話ができる機会を与えていただき
ました。

2日前より遊香舎・トリートメントの講習のため
東京より井上康子先生をお迎えしておりましたので
先生にもお願いして一緒に出演していただきました。

番組のその日のテーマは〈オイル・油〉、その流れで
取り上げていただいたのですが杉本さんのリードのもと
アロマセラピーの入り口を私がアウトラインを話し、
それに先生がまろやかに肉付けをしてわかりやすく
お話をしてくださいまして、気がつけば20分間
楽しく過ぎておりました。

心地よさをお伝えすることができていれば幸いです。

A.テニスン作 イノック・アーデン

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イギリス、ビクトリア朝時代の詩人、アルフレッド・テニスン作、
物語詩『イノック・アーデン』を作家、原田宗典さんが翻訳され
ご自身が朗読なさる会がゆめカフェにて行われ、私も聴かして
いただきました。

小さな港町に住むひとりの少女アニーとふたりの少年イノック
とフイリップのままごと遊びの情景から始まり、やがて彼らが
成長しアニーとイノックは家庭を持ち、家族をより豊かな
生活へ導くため彼は単身遠い地へ富を求めて出かけたものの
夢かなわず、長年帰国できない間に彼女の生活は困窮し、
見かねたフイリップが迷うアニーを説得し面倒を見ることに
なるのですが、そのうちやつれ果てて帰ってきたイノックは
彼らの生活振りににショックは受けながらも姿を見せること
なく陰で幸せを祈りつつやがて死んでゆく様子を原田さんは
淡々としかし情緒たっぷりに読み上げられました。バリトン
のような声域が朗読にとてもふさわしい感じでした。

聴いているうちに、読んでいるうちに涙がにじんでくるこの
物語の素は何でしょうか。男の求める夢と女の願う夢の哀しい
すれちがい、けれどお互いを思いやる心、そして陰ながら
男としてとるべき責任と行動……
生きて行くための大切な要素がたくさん入っているようです。

この10年間娘の誕生日にその時々目についた本を送って
きました。この度は早々にふさわしいものに出会え、
原田宗典さん、姫井由美子さんに感謝です。

季節の移り変わり

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11月(霜月)というのにめずらしく日中は暖かな日が続いて
おりますが景色は季節を感じさせてくれております。

天日干しの稲藁、お天気続きのお陰で新米はさぞおいしい
ことでしょうね。我が家の軒先にかけられた干し柿ののれんも
3年振りに実を残してくれた老木のお陰です。

花たちもそれぞれ晩秋らしく色濃くなり、鮮やかさも増して
道行く人の目を楽しませております。

明日は二十四節気のうえではもう立冬、急な寒さにいつ
見舞われてもよいように生姜やシナモンなどでお腹を暖め
準備しておきましょう。

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