
とりあえず新しい年はやってきました。
還暦を迎えなんとか心豊かに過ごしたいものと願い、
昨年は私の名前の由来でもある聖書の言葉(コリント人
への第1の手紙)を書にしておこうと思い、なんとか年末に
仕上げました。
愛は寛容なもの 慈悲深いものは愛
愛はねたまず 高ぶらず 誇らない
見苦しいふるまいはせず 自分の利益を求めず
怒らず 人の悪事を数え立てない
不正を喜ばないが 人とともに真理を喜ぶ
すべてをこらえ すべてを信じ
すべてを望み すべてを堪え忍ぶ
この愛がもつすべての要素を実行できればと思いますが
時にわがままが前に出てしまいます。今年はこの額を
机の前に置いて日々心にとめるようにしましょう。
今年のNHK大河ドラマの主人公、直江兼続の兜飾りは
[愛]であったとか。かつて読んだ藤沢修平氏の小説に
よると生き様は義を重んじ、上杉家と民を守るため愛の
要素を実行した武将だったように思えます。
この混沌とした世情のなかで、篤姫のぶれない生き様に
多くの人が感動したように、兼続の生き様もひとすじの
道を指し示してくれることを願います。
額は松本家具研究所で創っていただきました。
