
旧2号線を走行中、何気なく車窓の外に猫を見たように
思い、もう一度目を懲らすと(何しろ猫好きなものですから)
その生き物は、ひげは白く、
しっぽは長~いではありませんか。
「・・・ヌートリアだ!」
ずいぶん昔、川の中を泳いでいる姿は見たことがありますが
田んぼのあぜ道で草を食む姿を目にしたのは初めてです。
ミーハーな私と家族は、すぐ車を停め、デジカメを手に
その生き物に近づき、撮ったものが上の写真です。
巨大ネズミですねー!!
第二次大戦中、毛皮を採るために飼育され、
終戦後は必要なしと処分の憂き目に遭い、
一部のものが逃走、野生化したときいております。
人は都合よく利用したつもりでも、自然の方が一枚も
二枚も上手のようですね。
などと感慨にふける私の横で娘は、
「ブサイク!」ですって・・・
でも暗闇で出くわすと私も悲鳴をあげるかもしれません。