忙しい日々が続いた後、自分自身を取り戻すため時々映画を
観に出かけます。しみじみと心にしみるお話が好きなのですが
上映されていない時はアクションものもありです。 この前
観たのは「死のサハラを脱出せよ」、カッスラーの原作どおり
荒唐無稽なシーンにワッハッハと笑えて気分もすつきりでした

この度は大好きなモディリアーニのお話に期待してでかけた
のですが、見終わって少々がっかりした感が残りました。

10才頃映画好きの母に連れられ観た、伝記風に描かれた
生涯のシーンが子供心に焼き付いております。才能があっても
当時の社会にはなかなか受け入れられず、酒と麻薬に溺れ
あげく肺結核のため36才の若さで亡くなり、直後ある画商に
作品を見いだされ脚光を浴びていくことに納得いかないものを
感じていました。(映画はモノクロでした)

高校生時代、画集で初めて観た時、渋い色の素晴らしさに
生活は悲惨であっても心の純粋さを見つけたように思え、
それ以来ずっーとファンでおります。

今回のアンディ ガルシア演じるモディリアーニ像は少々
お気楽で色っぽ過ぎるように思えましたが、それは制作者の
印象でも合ったのでしょうというところで納得としておきます。

さて次の映画は「MR&MRSスミス」にしましょうか、
それとも予告編で見た「オリバー ツィスト」もいいかしら.....