精油

雪が降りました

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久しぶりに鼻がツンツンするような寒さに思わず身震い
するようでした。

あまりに暖かすぎる冬に心配しておりましたので、
二十四節気の大寒に合わせるように寒波が到来したのは
ありがたいことかもしれません。

しかし暖かさに少々油断してお過ごしではありませんか。
インフルエンザ菌の再来が心配です。 
手洗い、ぶくぶくうがい、お部屋の換気(1~2時間おきに 
窓をあけましよう)をお忘れになりませんように。 
 
500ccの水にティートリーを1滴混ぜたものが 
うがいにお奨めです。 
ラベンサラやユーカリを1~2滴コットンやテイッシュに
垂らしたものを胸に入れておいたり、コップにお湯をはり
これに垂らして芳香浴をして抗菌や免疫力を高めることも
心がけましょう。

そして温かい飲み物やお食事でお腹も温めておきましょう!!
 
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アルガン油

モロッコのアトラス山脈にだけ自生するトゲのある高木の
種子の中の仁を圧搾して採れる油です。

オレイン酸(皮脂に近いので皮膚から吸収されやすい)を
40~50%と、リノール酸(体内代謝でEPAとDHA
となり脳の神経と血流を活性化する)を25~30%
含むため皮膚組織の再生作用や血中のコレステロール
低下作用が期待できます。   ケモタイプ精油辞典より

昨日[世界ウルルン滞在記]にて相田翔子さんがアトラス
山脈のティウート村で、王様の支援により11年前にできた
アルガン油採取協同組合の女性達と心を通わし合う様子が
放送されており、見ている方も心があたたかくなりました。

[モロッコの黄金]と呼ばれる貴重な油ですが、(1リットルの
油を採るために100キロの実が必要) 量が少ない
と言う理由だけでなく、訳あって一人で生活を支えなければ
ならない女性達がくよくよしないで笑って過ごしましょうと、
懸命に仁を砕く姿が黄金なのではないでしょうか。

殆どの植物油や精油は栽培から採取にいたるまで人の手に
よる作業がほとんどと思えば、一滴を感謝しながら享受
する気持ちが大切ですね。

オリーブオイル

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少し前の写真ですが友人の庭の小さなオリーブの木に
実がつきました。残念ながらオイルを搾れるほどの量
ではありませんが。

オリーブオイルの成分構成はオレイン酸50~85%、
リノール酸8~12%、α-リノレン酸0.5~1%。

アボガド油同様果肉から低温圧搾で抽出した油脂で
生育地により色々な色や香りのする油が採れますが、
コールドプレス(冷圧搾)のエキストラバージンで
あることが大切です。

ポリフェノールなどの抗酸化物を含み、活性酸素
抑制作用のあることが報告されています。

ケモタイプ精油辞典より。

マジョラム

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7~8年前畑のすみに小さなマジョラムの苗を植えたのが
今畳半畳分の大きさの株になり、この時期かわいい花を
咲かせてくれます。

精油辞典によると固有成分のテルピネン-4-o1は
副交感神経強壮作用をもち神経的要因で起きるトラブルや
高血圧症、頻脈、自律神経失調症からくる消化器系疾患などに
効果が期待できるそうです。 また甲状腺ホルモンの分泌量を
抑制し、機能亢進により起こる疾患に対して効果があるとのこと。

これだけの効果があればとても私に合いそうなのですが
実を言うとこの香りだけではは苦手なのでどうしても使いたい
ときにはマンダリンを混ぜます。香りに対するそれぞれの
好みは不思議ですね。




オレガノ

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この春植木鉢に植えたオレガノに小さな花がつきました。

花や葉からは香りはあまりしませんが、精油はかなり
消毒薬のような強い香りがあります。

精油辞典によると精油全体でフェノール類とモノテルペン
炭化水素類を90パーセントを占めているので各種の伝染性
疾患に有効とのこと。

どおりで苦みのあるスパイシーな香りと説明してありますが
消毒薬っぽいはずです。

フェノール類の抗菌作用は芳香成分の中で一番強い効力を示し
特に感染性の消化器系疾患に効果があるそうです。

世界中の紛争地域で活躍する国境なき医師団が常備していると
何かの記事で読んだこともあります。
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