映画

映画2題

一週間のうちに映画「007」と「マンマミーア」を
観ました。

チケット売り場で‘ゼロゼロナナ’をお願いしますと言ったら
‘ダブルオーセブン’ですねとしっかり言い換えられて年代の
違いを感じさせられましたが…

ボンド役のダニエル クレイグはすっかりボンドのイメージ
を変え、スパイらしいスパイを演じて素敵でした。

「マンマミーア」は久しぶりに楽しいミュージカルを堪能
させてもらいました。主役たちが私と同じ年頃のおばさま、
おじさまたちというのが元気をもらえた理由かもしれません。
まだの方是非お出かけくださいませ。

しかし先代のボンド役だったピアース ブロスナン、やはり
一番いい役をもらっていた感じでした。

映画「パフューム」

「パフューム」という映画を観ました。

アロマにかかわっている者として題名に惹かれては
いたのですが、副題の「ある人殺しの物語」の表現に
ためらっていた矢先、ある方に観ておくことを勧められ
出かけました。

人はかくも【香り】というものに恍惚になれるのか、
許されることではないけれども殺人をおかしてまでも
天使の香りの如き至高の香りを手にいれたがるのか。

第一のテーマはそれであっても、私には主人公の青年の
生い立ちと心の軌跡ももう一つのテーマに思え、少々
涙いたしました。
事の善悪を教えられ、人とうまく話し合える術を教わって
いれば殺める必要はなかったかもしれないしなどと。

全ての俳優さん達の抑制のきいた演技力も好印象、
ナレーションの方のトーンと監督自身の手になる音楽も
ベルリンフィルの重厚感のある演奏で心に沁みました。
実際の香りは漂ってはこないものの、この作品自体が
ひとつの【パヒューム】を感じさせてくれているようです。

香りの抽出法の冷浸法はとても珍しい場面でしたよ。
香りと心の関係をもっと考えてみたいと想います。

まだの方、是非ご覧になってくださいませ。

モディリアーニ

忙しい日々が続いた後、自分自身を取り戻すため時々映画を
観に出かけます。しみじみと心にしみるお話が好きなのですが
上映されていない時はアクションものもありです。 この前
観たのは「死のサハラを脱出せよ」、カッスラーの原作どおり
荒唐無稽なシーンにワッハッハと笑えて気分もすつきりでした

この度は大好きなモディリアーニのお話に期待してでかけた
のですが、見終わって少々がっかりした感が残りました。

10才頃映画好きの母に連れられ観た、伝記風に描かれた
生涯のシーンが子供心に焼き付いております。才能があっても
当時の社会にはなかなか受け入れられず、酒と麻薬に溺れ
あげく肺結核のため36才の若さで亡くなり、直後ある画商に
作品を見いだされ脚光を浴びていくことに納得いかないものを
感じていました。(映画はモノクロでした)

高校生時代、画集で初めて観た時、渋い色の素晴らしさに
生活は悲惨であっても心の純粋さを見つけたように思え、
それ以来ずっーとファンでおります。

今回のアンディ ガルシア演じるモディリアーニ像は少々
お気楽で色っぽ過ぎるように思えましたが、それは制作者の
印象でも合ったのでしょうというところで納得としておきます。

さて次の映画は「MR&MRSスミス」にしましょうか、
それとも予告編で見た「オリバー ツィスト」もいいかしら.....

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