2013年08月

秋の気配と体のお手入れ


                                 IMG秋雲0001
先週末に降った雨は季節の変わり目を知らせるものだったのでしょうか。
朝夕はすっかり涼しくなり、凌ぎやすくなりました。 気がつけば空には秋の鱗雲が
登場しております。

早くも敏感な方は鼻炎の症状を訴えていらっしゃいます。
食べ物も暑さと冷えた飲食物で疲れているお腹を養うものに替えていきましょう。
生野菜は蒸し野菜に、そうめんはにゅうめんにといった具合に。
我が家でも冷や汁から温かい味噌汁に戻そうとしています。

シャワーだけですませていた方は半身浴をしっかりなさってください。
鼻炎用の精油はユーカリやラヴィンツァラにお腹を温めるコリアンダーも
加えてみるのもお薦めです。
お肌のお手入れも汗の季節、植物オイルを避けていた方は日焼けして傷んだ肌にこそ
しっかり浸透させて秋を迎えましょう。

金辺オリーブ園

7月の三斎市で金辺オリーブ園さんのオリーブオイルに出会いました。
倉敷市玉島柏島でお父様の代から頑張っていらっしゃるそうです。 恥ずかしながら
こんな近くでオリーブオイルが作られているのを初めて知りました。

早速教室でハンドマッサージに使ってみたところ、さらさらしていて、のびもいいという
使用感が生徒さん達の一致した感想でした。

この秋は地元産のオイルをトリートメントに活用したいと考えています。

トップの決断

日中の暑さもあり、涼しい映画館でひとときをと思い、ムービックスへ出かけました。
選んだ映画は以前より気になっていました「終戦のエンペラー」。お盆休みの続きと
いうことで館内はほぼ満席。 満席状態での映画鑑賞は初めてでした。

さてお話は戦後、日本を占領統括した連合軍最高司令官マッカーサーが真の意味での
戦争責任者は誰なのかを秘書官フェラーズ准将に調査を命じるところから始まります。

終戦直後の混乱の最中、幸い准将は戦前アメリカへ留学していた日本人の女学生と親しく
していたため、誇り高い日本人のことを知っていましたので、 型どおりの調査ではなく、丹念に
政府の要人、天皇の側近へと聞き取りを進めていきましたが、やはり天皇に会わなければ
ならなくなります。 

マッカーサーが昭和天皇と相対した時の陛下のお言葉、「この戦争の全ての責任は私に
あります」。これこそトップにある立場の人がここぞという時に発しなければならない言葉
ではないでしょうか。 日中戦争から太平洋戦争へと軍部の圧力で進められた戦争、それを
止めることができなかったことへの無念の想いがおあり故、マッカーサーとの会見に出向かれた
行為とこのお言葉と考えられますが、本当にご立派でした。 

そして次の日、テレビで国連難民高等弁務官を63歳より約10年間お勤めになった
緒方貞子さんの活躍振りが放送されました。 戦争が終わらない世界であまりにも多くの
人が傷つき、苦しんでいる姿を目の前にした時、彼女は前例にとらわれない決断を
下し、命を救うことに全力を注いでこられました。
今なおすへ゛ての人間の安全保障を目指して活動なさっていらっしゃいます。
共存、持ちつ持たれつの世の中をとおっしゃる言葉には女性ならではの優しさが
感じられます。

どうして男の人は戦争を始めてしまうのでしょうね。 権力闘争の陰でどれだけの
女の人や子供が泣かなければならないのか。  心の痛みに想いを馳せることができ、
いざという時には人として正しい決断のできるトップのいる国であってほしいと願います。
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