是非読んでおいていただきたい本を紹介いたします。

2007年まで倉敷中央病院に外科部長として、
現在は丹後中央病院で活躍なさっていらっしゃる
庭野元孝さんの手になる「一粒麦は生きている」です。

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研修医時代、聖路加国際病院での苦い体験をご自身の
中で一粒の麦として23年間お育てになり、現在までの
緩和ケアへの道のりを分かり易く示してくださっています。

人間いつかは迎えるこの世との別れの時、誰しも平穏の
うちにと願ってはいてもこればかりは‘神のみぞ知る’
世界。自分であれ、また家族であれ、つらくてもその時
への準備として心に留めておきたい内容でした。

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余談ですがボドゥー博士によりますとベルギーでは終末期の
緩和ケアに精油のイランイランが用いられているそうです。