昨晩友人に誘われ、倉敷芸分館で行われた
神尾真由子さんのコンサートに出かけました。
失礼な言い方ですが、1986年生まれとは思えない
演奏の巧みさに久々に感動させていただきました。
お若いだけに力強さはもちろんのことですが、奏でる
音色の奥深さ、幅広さ、そして絹糸のような繊細な響き、
緩急の付け方等々うまく表現しきれませんがとにかく
すべてにおいて素晴らしいの一言でした。
1998年 メニューイン国際ヴァイオリンコンクール
ジュニア部門最年少入賞
2007年 チャイコフスキー国際コンクール優勝
とご活躍中ですが、インタビュー記事によれば
コンサート前は緊張するのではなくわくわくされる
そうです。フームその感じが聴く側を楽しませて
くださっているのでしょうか。
ジュリアード音楽院留学中に曲の構成を考え、
自分の感情を律してテンションをコントロール
することを学ばれ、今後は体育、心理学、日本史など
普通の勉強もたくさんなさりたいとか。
その学習がまた音色に反映し私たちをより楽しませて
くださるでしょう。
機会があれば是非演奏を鑑賞なさってみてください。