こんなお手紙をいただきました。

11歳 男児(現在小学校6年性)
やや痩せ型ではありますが、きわめて標準的で、明るい小学6年生です。

ごくまれではありましたが、疲れたり、ストレスがかかったり、また外食のあとなど、塩分が濃いためのどが乾き水分を取りすぎるのか、おねしょをしてしまうことがありました。

両親はともに医療関係者であり、無理にやめさせるようなことは本人を追い詰めることになりかねないし、内服薬を使うことなど得策でないとし、様子をみていました。

失敗した朝には「病院へ行けばおしっこがでなくて困っている人がたくさんいるけど、○○○はいいおしっこが出てよかつたね」と語りかけていました。

しかしながら、5年生になれば、一泊で林間学校、6年生になれば、修学旅行があるので、何かそれまでにはとの思いはありましたので、森さんにご相談しました。

アロマが体によいことは体験的にも知っていましたが、森さんが調合してくださったオイルとその効能、成分書は思ったよりもはるかに専門的なものでした。

お風呂上がり、ペットの中で、数滴、掌に取り、みぞおちや、足の裏を円を描くように、マッサージするという難しくない取り組みでしたので、すぐに なじむことができました。

一日のおわりに、学校であったことや、子どもと家の外で感じたことなどを話しながら、過ごす時間は子どもにとっても、親にとりましてもなんとも穏やかで、かけがえのないひとときになったようです。少年野球の練習のあった日などは、足や手にもオイルマッサージをすると、子どもも名選手きどりで、ひときわうれしそうです。

時間や長さに決まりがあるわけではないので、その日に応じての長さでよいのも忙しい親にとってはうれしいものです。

先日 森さんにその後の様子はいかがかと問われ、第一声が、「いつのまにかおねしょのことは忘れていました。」というのが正直な所です。マッサージは生活の中に定着し、忙しい時はざっと、疲れ気味のときは念入りにと、つづいております。

修学旅行も特に意識することなく、無事終わりました。

いつのまにか、忘れる・・・このやわらかさが今回、子どもにもよい結果が出たのだと思います。